Androidでは7インチクラスのタブレットが先行していましたが、ここに来て、本格的にiPadサイズのタブレットが登場してきています。そこで、このクラスで特徴のある、Nexus 10とNOOK HD+を比較してみたいと思います。
Nexus 10はご存じの通り、Googleからリリースされた10インチタブレットです。
1600×2560ピクセル、300ppiというスペックで、iPad4を上回る解像度を持っています。
一方のNOOK HD+はNOOK HDとともに発売された9インチタブレットで、1280×1920というFullHDを上回る解像度を持っています。こちらは256ppiです。
さて、この2つのデバイスにいつものサンプルを表示させると、解像度とdensityの組み合わせの結果、ブラウザの上では、NOOK HD+の方が広いという興味深い結果となります。
これは、Nexus 10がiPad4と同じdensity 2(xhdpi)な端末なのに対して、NOOK HD+はdensity 1.5(hdpi)な端末であるために生じる逆転現象です。
Androidの世界では、すでにDensity 3に相当するxxhdpiというカテゴリーが用意されています。年末には、このカテゴリーに属する端末が登場してくるようですが、画面サイズと解像度、そしてdensityの組み合わせには、しばらく悩まされることになりそうです。