はじめに
Webページ作りは難しい、専用のソフトがないからWebページは作れない、XHTMLやスタイルシートなんてとんでもない…。もし、そう思っているとしたら、大きな誤解をしているかもしれません。
Webページは、特別なソフトがなくても作れます
パソコンに標準で入っているソフトを使うことができるので、パソコンがあれば、すぐにでも作りはじめることができます。
Webページ作りは難しくありません
シンプルなページを、一度作ってみてください。とても簡単に作れることがわかります。あとは、少しずつアレンジの幅を広げていくことで、いろいろなページを作れるようになります。
XHTMLも難しくありません
ブログなどの最新のWebページはXTHMLで書かれており、これからはXHTMLでページを作っていきたいところです。HTMLと比べて、XHTMLが特に難しいということはありません。よく使うXHTMLは限られていますし、必要な部分さえ押させておけば、手軽にWebページを作ることができます。
スタイルシートだって難しくありません
HTMLやXHTMLだけでWebページを作る方法を覚えてしまうと、スタイルシートは難しく感じます。しかし、最初からXHTMLとスタイルシートを使ったページ作りを覚えてしまえば、難しいことはありません。むしろ、効果的に活用できるようになります。
本書では、そんなWebページ作りのノウハウを徹底的に網羅しました。標準規格に従ってXHTMLとスタイルシートを使用し、ステップ・バイ・ステップのチュートリアル形式で、「できない」「難しい」と思われていたポイントを、「簡単に」「わかりやすく」解説していきます。はじめてWebページを作る人も、XHTMLやスタイルシートをきちんと勉強してみたい人にも、本書を活用していただければ幸いです。
もくじ
Chapter 1 ページを作ってみる
1.ホームページを設計する
2.Webページの土台を作る
3.Webページにタイトルを付ける
4.見出しを表示する
5.文章を表示する
6.コピーライトを表示する
Chapter 2 文字のデザイン
1.文字の大きさを変える
2.フォントの種類を変える
3.すべての文字の色を変える
4.一部分の文字の色を変える
5.文字を強調する
6.文字の斜体を解除する
7.文書中心のコンテンツページを作る
8.改行をコントロールする
9.行の間隔を広くする
Chapter 3 リンクを作る
1.ページとページをリンクで結ぶ
2.リスト形式でメニューを作る
3.メール送信用のリンクを作る
4.リンクの色を変える
5.カーソルを重ねたときのリンクの色を指定する
6.一部分のリンクの色を変える
7.メニューを横に並べて表示する
8.リンク部分の下線を消す
9.トップページに戻るリンクを用意する
Chapter 4 背景と罫線のデザイン
1.コンテンツを罫線で囲む
2.背景に色を付ける
3.メニューバーを作成する
4.ヘッダーバーを作成する
5.見出しにマークを付ける
6.見出しに下線を表示する
Chapter 5 画像のデザイン
1.画像作りに必要なものを用意する
2.Webページに画像を表示する
3.タイトル画像を作成する
4.背景に画像を表示する
5.行頭にマークを表示する
6.文章の中に画像をレイアウトする
7.一部の画像のレイアウトを変更する
Chapter 6 横幅と配置のアレンジ
1.コンテンツの横幅を指定する
2.文字や画像を中央揃えで表示する
3.段落などを画面の中央に配置する
4.コンテンツの間隔を調整する
Chapter 7 テーブルとフォームのアレンジ
1.テーブルを作成する
2.文字と罫線の間隔を指定する
3.テーブルの大きさを指定する
4.文字の位置揃えを指定する
5.テーブルの背景色を指定する
6.罫線のデザインを指定する
7.罫線をつなげて表示する
8.コメント送信フォームを作成する
9.フォームのデザインをアレンジする
Chapter 8 ページを公開する
1.Webページの公開に必要なものを用意する
2.Webページのデータをサーバーに置く
Chapter 9 パワーアップアレンジ
1.ページの左側にメニューを表示する
2.デザイン設定を共有する