今のWebに必要なものが着実に追加・修正され続けている最新のHTMLとCSSの機能・使い方について、現状に即してまとめた1冊です。
最新のHTMLとCSSについては『HTML5&CSS3デザイン 現場の新標準ガイド【第2版】』を参照してください。
HTML5の最初の勧告リリースから3年、モバイルが主流となり、Webを取り巻く環境が大きく変化する中で、HTML5とCSS3もWebの現状に合わせてより適したものになるべく、変化しています。
その変化は、HTMLが4から5になったときのような大きなものではありませんが、今のWebに必要なものが着実に追加・修正され続けています。
HTML5で導入されたセマンティクスはAIファーストな時代に必要不可欠なものとなっていますし、CSS3のフレキシブルボックスレイアウトやグリッドレイアウトもいよいよ実用段階となり、これからのWebデザインを大きく変えようとしています。
また、こうした目立つところばかりではなく細部にも手が加えられ、一見ツギハギで拡張されてきたように見えていた部分も、体系立ったものとして成立してきています。
そこで、本書では最新のHTML5とCSS3について、現状に即して1冊にまとめ直しました。
各機能の復習や再確認に、新しい機能の発見に、この本を役立てていただければ幸いです。
本書ではW3CのHTML5.1およびCSS3の仕様書に基づき、HTMLとCSSの機能・使い方についてまとめています。また、必要に応じてHTML5.2(草案)、WHATWG、CSS4で採用された機能についても紹介しています。
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